最初のギター選び

当たり前の話ですが、ギターを始めるのにまず必要なのはギター本体ですね。

既に色々と調べられた方もいるかと思いますが、0からの話ですので、私なりに最初のギター選びについて考えてみたいと思います。

ひと口にギターといっても、かなりの種類のギターがあります。

選ぶ際にいろんな条件、要素があります。

例えば

1. 外見
2. 予算
3. 弾きたい曲
4. 好きなジャンル
5. 音
6. 演奏性、操作性
7. スペック

思いつく限りあげてみましたけどこんな感じだと思います。

一つずつ考えていきます。

外見

個人的にはこれが一番大事だと思います。

超ベテランギタリストでも気にすると思います。たぶん

最初の1本は見た目で決めちゃってもいいぐらいです。

好きなミュージシャンが使用しているのと似た感じのものでもいいですし、自分自身の感性でカッコいいな、かわいいなと思ったものでもいいと思います。

予算

これも大事ですね。

いくら見た目が気に入っても、高額なものは躊躇しますよね。

逆に安すぎるのも「大丈夫なん？これ」とか考えたりすると思います。

基本的には高額なものはいい音なんだと思いますが、このいい音っていうのはなかなか定義するのが難しいものです。

抽象的で人それぞれの好みもありますから。

極端な言い方をしますと必ずしも高額＝いい音とは言えない

と考えています。

なので最初はそこまで高いものでなくていいと思います。後々、自分にとってのいい音がイメージできてきますから、その時に高額なものを購入するのがベストです。

予算に余裕があるのなら、その分他に必要なものにまわせますしね。

エレキギターでの話ですが、具体的な価格帯で考えると

予算	内容
1万円〜2万円前後	ちょっと怖い。最近はギターとして最低限使えるレベルのものもあるのかな？
3万円〜4万円前後	よくある入門用ギター。最初の1本では無難なところ、いずれ使わなくなる可能性はある
5万円〜6万円前後	まず安心、いずれ2本目のサブギターで置いておくのもあり
7万円〜8万円前後	十分に使える。扱いに慣れた上級者が弾くとかなりいい音が出る事も

といった感じです。

あくまで主観のイメージなのと、これに当てはまら無い個体もありますので、目安程度に参考にしてみてください

弾きたい曲

もし具体的に弾きたい曲があるのでしたら、そこからギター選びのヒントをもらうのもいいかと思います。

その曲ではどんな種類のギターが使用されているのか、調べてみてください。

大きく分けるとアコースティックギターなのか、エレキギターなのかですね。

さらに細かく見ていくといろんな種類、仕様のギターがあるのですが、また別の機会に書きたいと思います。

好きなジャンル

ジャンルとギターの選択はかなり深く関わっている様に思います。

これは後に書く、音と演奏性の話にもつながってくるんですが、ギターに求める優先順位がジャンルによってかなり偏ります。

ブルースとヘヴィメタでは使うギターは違うといえば、何となくイメージできますかね？

まぁ使えない事は無いのですが、、

なるべくいろんなジャンルに対応できる様に考えられたギターもありますが、全てのジャンルを超えて、100点満点のギターは存在しないと思いますので、具体的にやりたいジャンルがあるのでしたら、そこから考えていくのもいいと思います。

音

ギターを調べていくと、硬い音とか、中域がどうとか、レンジがどうとか、書いてますよね？

最初の1本というところで考えると、もう気にしなくていいんじゃないかとも思います。

最初は見た目が大事ですから。

ただ、エレキギターにおいてはピックアップ（楽器の音をひらうマイクみたいなん）の種類。アコースティックギターはボディ本体の大きさ。

ぐらいは選択の要素に入れておいた方がいいのかなと思います。

音の良し悪しではなくて、音の種類に大きくわかりやすく関わってきますので。

これもまた別の機会にもう少し細かく書いていきたいと思います。

演奏性、操作性

演奏のしやすさと考えてください。

• ネックの形、厚さ、長さ
• ボディの形、大きさ
• コントロール関係の種類、位置

などですね。

手の小さい方、女性の方は気になるところかも知れませんね。

私自身、手が小さい方（妹よりも小さいです）ですが、ギターを演奏する上ではあまり気にした事はありません。

男としては少しコンプレックスです。ほんの少しだけ。

スペック

楽器メーカーのHPを見ると表記されてるやつです。楽器店のHPでも親切に表記してくれてる事もあります。

• 各部の材質、大きさ
• 塗装方法
• 電装系の細かい仕様
• 各部の部品のメーカー、モデル

などの、その楽器についてほぼ全ての事が書かれています。

こういった要素が複雑に関わってギターの個性ができてます。

同じメーカーの同じモデルでも音が違って、個体差があるなんて言われたりもします。

面倒臭い話だと感じると思うので、とりあえずはこれはあまり気にしなくていいです。

大体ざっと参考程度に見るところです。

ここもまた別の機会にもう少しつっこんで書きたいと思います。

といった感じでしょうか。思いつく限りで書いてみたのですが、なかなかの長文になってしまった様な気もします。

ここまで書いておいて今さらな話ですが、最初の1本に関しては、あまり深く考えなくていいと思います。

なんとなく頭の隅に入れてもらって、初めての1本を選ぶ参考になればと思います。